糖尿病。

キャンベルハムスターには遺伝的に糖尿病を持っていることがあるのですが。
うちの繁殖では過去10年前に一匹出たことがあったけれど、ずっとありませんでした。


それが2月生まれのリン(ブラック)×キュリオス(イエロープラチナ)の子のグラ♂(赤目ライラック)に多飲多尿の症状が出たのを発見。
尿糖検査紙を使ったところ、見事に+++という結果が出てしまいました。
同胎のエビ♂(ブルー)も、検査したところ±と+の間くらいの結果が・・・


使用した検査紙はテルモの「新ウリエースGa」というもの。
http://www.terumo.co.jp/healthcare/products_shikenshi/ga.html
薬局で購入。



これはグラ♂
尿につけたら見る見るうちに変色。これはもう確定としか;



エビ♂
写真だと微妙ですが、黄緑色で、±か+の間くらい・・・?
赤目ライラックほど顕著ではないですが、少し尿糖が出ているみたいです。



母親のキュリオス♀
まったく変化なし。
画像撮り忘れてないけれど、父親のリンも検査して変化なしだったので陰性だと思います。


赤目ライラックには明らかな多飲多尿の症状が出ていて、給水ボトルは一日で半分無くなってしまいます。

ブルーは飲む水の量もそれなりだしオシッコも多量・・という感じはしません。
というか尿を取ろうとプラケに入れておいてもなかなかしてくれなくて、数日間一時間ほど閉じ込めの刑に処してました(^_^;
両親のキュリオスとリンもいたって普通。
キュリオスの母親(グラとエビの祖母)のネーナも検査しましたが陰性でした。
キュリオスの父親(グラとエビの祖父)は借り婿だったので我が家にはいないため検査はしていません。


今後の繁殖計画に、大いに影響が・・・
糖尿病の子が出てしまったということがとてもショックで、それでもまだ続けていくの?という感じで気持ちが揺らいでしまいました。
ブリーダーじゃないんだから、素人だから、と言い訳は出来るのですが、でも動物の繁殖をする上で必要最低限というか一番重要な「病気の子を出さない」というのが破れてしまったので、モチベーションがガクッと下がってしまった気がします。
もしまた、糖尿病の子が出てしまったら・・・と思うと、怖くて、申し訳なくて。
それに、自分の家の中だけで飼育するならともかく、里子に出して里親さんの愛ハムになるのに、病気持ちでハムにとっても辛くて、飼い主さんにとっても心を痛めて辛い思いをさせて、金銭的にも負担がかかるわけだし・・・
里子に出す以上、ブリーダーでなくとも、素人繁殖でもそれは考えないといけないですもんね。


・・・愚痴っぽくなってしまった(^_^;
キャンベルを飼い始めて早13年、今の系統で繁殖し始めたのが6年半前。
よく続けてきたなぁと思います。。。
まぁこれからは、ハムスターばかりに費やすことも出来なくなるので、潮時っちゃ潮時なのかも・・・
ただ、お迎えした以上、ネオンとリンの仔で健康な子を残さないとーと思うし、また今度お迎えする予定の子もいるのでそれまでは繁殖する予定です。